ヤノマミのお母さん、精霊返し
ヤノマミのお母さんは、精霊返しをする。
ヤノマミとは、ブラジルの先住民て、一万年の文化を守っている。主に、狩猟、採集をしている。4、5才まで、名前もなく、すべての男の子は、モシ、女の子はパタと、名前がつけられている。性器という意味だそうだ。
女の子は、平均14才で出産するという。
出産した赤ちゃんは、へその緒がついた状態で、生かされるかどうかを、母親に一任される。母親が抱き上げれば、その赤ちゃんは育てられるが、
母親が、抱き上げなかったら。
赤ちゃんは、へその緒がついたままの状態で、バナナの葉にくるまれ、大きなアリ塚に入れられる。
数百万匹のシロアリが、それを、食べてしまう。
そのことを、精霊返しという。
神様にお返しするか、人間の手で育てるのかの選択をするということだ。
うーん。
これって、日本の江戸時代に、行われていた、間引きと同じなのかなあ。